牛若丸な大野智

ジャニーズ・ファンタジー KYO TO KYO ’97夏公演 [VHS]

ジャニーズ・ファンタジー KYO TO KYO ’97夏公演 [VHS]

1997年夏、京都駅ビルに誕生した劇場「シアター 1200」のこけら落しとして公演されたのがこの「ジャニーズ・ファンタジー KYO TO KYO」。キャストの入れ替わりはあったものの約2年間にも渡り公演していたそうです。

満員御礼の回もあれば5列しかお客さんが入らない日もあったそうで、集客のために駅前でジュニアたちがビラ配りもしたとか。今では考えられない。17歳の大野さんが親元を離れて京都で過ごした2年間。ホームシックのため宙吊シーンで「帰りたい」と泣いてしまったというエピソードはあまりにも有名。心配した両親はよく京都にいらっしゃっていたそうです。

そんな辛いエピソードの反面、このビデオはかなり笑えます。光子ソロまで入ってるし、もういろいろ衝撃的過ぎた。これぞジャニーズエンターテイメント。

とにかく牛若丸の大野さんが素敵で小原くん演じる弁慶との対決シーンは見物。あどけないのに凛々しくてあやうい。宙吊になりながら歌う美少年=大野智。他の4人もバックでちょいちょい出てるのですが、みんな幼くてカワイイの!潤くんはモリだしみんな子供だ。当時は見た目では大野さんがお兄さんってかんじだね。

もうひとつの見所はなんと言っても千年メドレー!ヒガシ先輩のバックで踊る智さんにうっとり。もちろん先輩のダンスも素晴らしいけど、となりで踊る大野さんから目が離せません。全然見劣りしない!すごい。最近のソロのダンスも好きだけど、こうしてガシガシ激しく踊ってる姿もかっこいい。難しいことを簡単にやってしまう(やってるようにみえる)ところが凄い。まっすーとはタイプ違うけど智くんのダンスも好きなんだなー。力が入ってないのよね。

今まで動画サイトでしか見たことなかったのでちゃんと観れて良かった。この時代があるから今の大野智があるんだな、と。